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help リーダーに追加 RSS 鬼が見つめる七重の滝

<<   作成日時 : 2007/04/30 05:48   >>

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画像昨日は奈良のライダー仲間と一緒に奈良県下北山村まで走ってきました。雲ひとつ無い快晴、まぶしいほどの新緑。本当に爽快でした。最終目的地(?)は下北山村の「不動七重滝」 。「日本100名瀑」に指定されており、地図にもちゃんと載っていますが、やはり超マイナースポット。僕もその存在すら知りませんでした。

国道169号線をひたすら南下して、池原ダムの手前、下北山村の入口にある「前鬼橋」を渡ってすぐに国道から外れ、前鬼川を見下ろすやや荒れた山道を15分ほど遡ると、「不動七重滝」展望地があります。連休の最中ですが人影はなく、訪れていたのは僕たちだけ。

滝は谷を隔てた対岸にあるので、残念ながら間近で見ることはできなかったのですが、重なり合う岩肌をドウドウと音を立てながら幾重にも流れ落ちる滝は水量も多く、見ごたえがありました。眼前に屏風のように聳え立つのは小峠山。振り返ると大峰山脈の釈迦ヶ岳。萌えるような新緑が素晴らしかったです。

まるで、山に抱かれているような心地になる場所でしたね。今度はぜひ、滝を近くで見てみたくなりました。それにしても「前鬼」とはおどろおどろしい地名です。こんなにも美しい、鬼なんて居そうもないところなのに・・・。

国道169号線を南向きに走っていると、大滝ダム・大迫ダム(吉野川)・池原ダム(北山川)の順に次々とダムが現れ、景色も変化に富んでいます。とりわけ川上村の大迫ダムから大台ケ原ドライブウェイへの分岐点に至る区間は以前の狭いクネクネ道から一転、空中を走るかのような伯母谷ループ橋をはじめ、豪快な眺めの中を走ることができます。

いつかのツーリングレポートでも書きましたが、ダムは偉大なる自然に敢然と立ち向かう我々人類の挑戦だと、あの巨大な施設を見るにつけそう思います。しかし、ダム建設をめぐっては多くの複雑な問題を抱えているケースが多いのもまた事実です。

僕らはほんの通りすがりにその雄大な風景を楽しませてもらっているに過ぎませんが、地元の人たちの思いや立場を察すると複雑な心境になってきます。でも、だからと言って無責任な同情をすることは、かえって失礼なだけなのかもしれません。

それぞれの故郷。それぞれの思い。いろいろあるけれど、一生懸命、明るく生きていく。それしかないですね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ。
前鬼の里を訪れたんですね。
「前鬼」って初めて聞くと恐ろしい名前ですよね。
実はこの名前、修験道の開祖の役行者に仕えていた鬼の夫婦「前鬼と後鬼」から来ていますよ。
鬼=怖い存在という見方が変わってしまいますね(^^;

今でも下北山にある大峯奥駈道の宿坊をこの夫婦の子孫といわれる方が営んでいるそうですよ。
雪ん子
2007/05/06 21:42
>下北山にある大峯奥駈道の宿坊
ああ!そういえば「五鬼助」さんという姓の人が宿坊を営んでいる云々、というのをテレビで観たことがありますよ。完璧に忘れてました。調べてみたら前鬼・後鬼の五人の子供たちが、それぞれ大峯奥駈道の五ヶ所の聖地を守るために宿坊を開いたという。

そうだったんですねえ・・・。雪ん子さん、ありがとうございました。
KEIJI@天下の風来坊
2007/05/06 22:02

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